「海への第一歩」 大橋 道彦

私は身長130cm 左人工股関節置換・両膝人工関節置換の障がい者です。
山の中で生まれ育ち、海には全く縁が無かった私に「海に興味がある?」先輩のそんな一言から始まりました。

2017年11月11日に運転手のつもりで蒲郡まで出かけました。そこで待っていたのが小型船舶免許の身体機能確認検査と講習でした。試験員の「問題ないでしょう」の言葉に一安心です。翌12日実際にボートに乗船。初めて操縦をさせていただきました。道なき海上を走行する怖さと楽しさを体感出来ました。そして、日本障害者セーリング協会の皆様の熱い思いに共感した私は、12月に豊川のマリーナで小型船舶2級の試験にチャレンジし、先生の懇切丁寧な指導のお蔭で見事国家試験に合格。自動車免許試験以来の緊張感でした。ここまで来たら1級に興味がわいてきましたが、海図や気象の試験と伺い断念しかけました。でも、ご縁があり3月の進級講習に参加。全然自信が無かった試験も無事突破。前回の試験より嬉しさは倍増です。

健常者の頃は想像もしていませんでしたが、障がい者になったことで小型船舶の免許を取得する事が出来ました。この機会を与えて下さった金子さん、11月に講習やロープワークを教えて頂いた皆さん、55歳の手習いでチャレンジャーになる夢をありがとうございました。